ナースバンク・ナースセンターで就職先を探そう

転職で退職する場合の損をしない社会保険の手続き

転職で退職する場合、社会保険の手続きも必要です。
その際、「損」をしないように手続きをしなければなりません。
必要な手続きは「いつ働き始めるか」によって異なります。

 

組織に勤めていると、社会保険や税金は給料から天引きされるので、
あまり意識することがありません。
そもそも、毎月、いくら引きとされているのかを知らない人も多いです。

 

退職後、間隔をあけずに働き始めるのであれば、
退職前に必要な書類を受け取り、新しい職場の総務や事務担当者などにわたすことで、
自分の代わりに手続きを行ってもらうことができます。

 

ですが、転職先がまだ決まっていない場合や、
旅行などに行って、リフレッシュしてから働こう、
一旦臨床から離れて大学で勉強しようなどと計画をしている場合は、
保険や年金、税金の手続きは自分で行う必要があります。

退職後すぐに働く場合の保険・税金の手続き方法

転職先が既に決まっていて、退職する翌日、
或いは翌週からすぐに働き始める人、つまり失業期間のない人の保険・税金の手続き方法です。

 

すぐに転職することが決まっていて、ブランクなしにすぐ働き始める場合は、
自分で役所に行ったり、書類を作成したりなどの手間はなく、
保険、税金の手続きは基本的に転職先に任せてしまえば大丈夫です。

 

退職時に必要な書類をしっかり受け取り、
新しい職場で総務や人事、事務長などの担当者にその書類を手渡せば
必要な手続きを行ってくれます。

 

ただし、住民税だけは注意をしましょう。

 

住民税は1月から12月までの一年間分の所得に課された税金を、
翌年の6月から翌々年の5月にかけて支払う、後払いシステムです。

 

1月から5月に退職をする場合

 

1月から5月に退職をする場合は、
一昨年分の住民税を支払い終わっていない状態になりますから、
残りの未納分は最後の給与から天引きされることになります。
つまり、最後の給与はいつもより少なくなります。

 

前年分の住民税は、新しい職場で天引きされることになります。

 

6月から12月に退職をする場合

 

6月から12月に退職をする場合は、前年分の住民税を払い始めたところです。
この場合は、翌年5月までに支払うべき住民税を、
「自分で分割して納付する」、
或いは「自分で分割して納付する(年4回)」のどちらかを選ぶことが可能です。

 

退職時に、人事や総務の担当者から説明があります。
話を聞いて判断しましょう。

退職後すぐに働く場合の保険・税金の手続き方法のまとめ

雇用保険

 

退職前に必要なこと: 「雇用保険被保険者証」と、念のために「離職票」も受け取りましょう。

 

転職先で必要なこと: 総務、人事、担当者に雇用保険被保険者証を提出します。

 

何のための手続き: 新たな職場で雇用保険に再加入するための手続きのことです。

 

健康保険

 

退職前に必要なこと: 健康保険は、職場を通じて加入しているため、
          退職すると、自動的に資格を失います。
          退職日に、健康保険証の返却が必要です。

 

転職先で必要なこと: 新しい保険証を受け取ります。 

 

何のための手続き: 新たな職場で、健康保険に再加入するための手続きです。

 

年金

 

退職前に必要なこと: 「年金手帳」を受け取ります。

 

転職先で必要なこと: 総務、人事担当者に年金手帳を提出します。

 

何のための手続き: 新たな職場で、厚生年金に再加入するための手続きです。

 

所得税

 

退職前に必要なこと: 「源泉徴収票」を受け取ります。

 

転職先で必要なこと: 総務、人事担当者に源泉徴収票を提出します。

 

何のための手続き: 新たな退職での年末調整に必要です。

 

住民税

 

退職前に、住民税の納付方法について確認します。

 

1〜5月にやめた場合は、前々年の所得に課された未納分が、
最後の給与から一括徴収されます(天引き)。

 

6〜12月にやめた場合、「退職時に一括天引き」、「個人で分割納付」
のいずれかを選ぶことが出来ます。

リフレッシュしてから働きたい場合の保険・税金の手続き方法

退職後、「新しい職場を探そうと思っているけれど、
せっかくだから少しやすんでリフレッシュしようかな?」、
などと計画中の人の保険・税金の手続き方法です。

 

看護師は、全国的に不足していますから、
就職も転職も引く手あまたです。
就職しようと思えばすぐにできるはずですし、
貯金もあるから、「半年くらい、旅行に行ったり休養したり、のんびりしてから就職しようかな?」
と、少しリフレッシュしてから転職のことを考えようかな?としている人もいるのではないでしょうか。

 

今の日本では、病院も介護施設も看護師は大歓迎ですから、
働く場所が見つからないということはなさそうです。

 

ですが、リフレッシュする前に、やるべき手続きは済ませておきましょう。

 

リフレッシュしてから働きたい場合の、リフレッシュする前にやるべき手続きとは、
今まで職場任せだった「雇用保険」や「健康保険」、「年金」、「所得税」、「住民税」の手続きです。

 

これらの手続きを全て自分で行う必要があります。

 

例えば、引越しをする際、市区町村役場で住所変更の届出を行ったり、
電気やガス、水道などの住所変更を行うなどの手続きをするのと
同じような感覚です。

 

このような事務処理は、市役所に行ったり、手続きをしたり面倒だから嫌だな・・・とおもう人もいると思います。
ですが、病気になったり怪我をしたり、万が一のときに保険がないということは、とっても困ってしまいます。
また、失業期間を賢く使うことによって得することができるしくみもありますから、
面倒がらずに、必ず手続きを行うようにしましょう。

リフレッシュしてから働きたい場合の保険・税金の手続き方法のまとめ

雇用保険

 

退職前に必要なこと: 「雇用保険被保険者票」、「離職票」を受け取ります。

 

          離職票の発行は、退職日の翌日以降から10日以内です。

 

退職後必要なこと: 「雇用保険被保険者票」、「離職票」、「住民票」、
          「写真」、「印鑑」、「本人名義の貯金通帳」をもって、
          指定されたハローワークへ行きます。

 

何のための手続き: 失業給付をもらうための手続きです。

 

健康保険

 

退職前に必要なこと: 健康保険は、職場を通じて加入しているので、退職すると自動的に資格を失います。
          退職日に、健康保険証の返却が必要です。
          国保に入る場合は、「健康保険資格喪失証明書」の作成も依頼します。

 

退職後必要なこと: 「国民健康保険」、「加入していた健康保険の任意継続」、
         「家族の被扶養者として健康保険に加入」のいずれかを選びます。

 

何のための手続き: 何らかの健康保険に加入するための手続きです。

 

年金

 

退職前に必要なこと: 「年金手帳」を受け取ります。

 

退職後必要なこと: 退職後、2週間以内に、市区町村の窓口へ行きます。

 

何のための手続き: 国民年金保険の種別変更のための手続きです。

 

所得税

 

退職前に必要なこと: 「源泉徴収票」を受け取ります。

 

退職後必要なこと: 転職が、年をまたぐ場合は、自分で確定申告をします。
         退職した12月までに転職した場合は、転職先の総務、人事担当者に源泉徴収票を提出します。

 

何のための手続き: 所得税を支払うための手続きです。

 

 

住民税

 

退職前に、住民税の納付方法について確認します。

 

1〜5月にやめた場合は、前々年の所得に課された未納分が、
最後の給与から一括徴収されます(天引き)。

 

6〜12月にやめた場合、「退職時に一括天引き」、「個人で分割納付」
のいずれかを選ぶことが出来ます。

一旦臨床から離れてスキルアップのために勉強したい場合の保険・税金の手続き方法

すぐに働くのではなく、大学や大学院に入りなおしたり、
助産師の資格をとるために学校に通ったり、留学したり、
スキルアップの勉強をしようという人の保険・税金の手続き方法です。

 

失業ではなく、学生になる場合、つまり、退職した後、すぐに次の仕事には就かず、
大学や大学院に入学する、認定看護師の資格をとるための教育を受ける、
留学するなど、一旦臨床から離れてスキルアップしたいという人もいると思います。

 

「リフレッシュしてから働きたい」という人と、
退職後、仕事に就かないという点では同じですが、
身分が「学生になる」という点で異なります。

 

「リフレッシュしてから働きたい」という場合は、
「再就職先を探している状態」として失業給付を受けることができます。
ですが、学校に入学するということは、「就職しようという積極的な意思があり、
就職できる能力(環境)がある」という失業給付の支給要件に当てはまりません。
ですから、「失業の状態」とはみなされず、失業給付を受けることができません。

 

また、健康保険、年金、所得税、住民税については、自分で手続きを行います。

一旦臨床から離れてスキルアップのために勉強したい場合の保険・税金の手続き方法のまとめ

雇用保険

 

退職前に必要なこと: 「雇用保険被保険者票」、「離職票」を受け取ります。  

 

退職後必要なこと: 転職活動をはじめるまで、「雇用保険被保険者票」、「離職票」は、自分で保管しておきます。

 

何のための手続き: 学校を卒業してから、転職活動を始めてから失業給付を申請する事もできます。

 

健康保険

 

退職前に必要なこと: 健康保険は、職場を通じて加入しているので、退職すると自動的に資格を失います。
          退職日に、健康保険証の返却が必要です。
          国保に入る場合は、「健康保険資格喪失証明書」の作成も依頼します。

 

退職後必要なこと: 「国民健康保険」、「加入していた健康保険の任意継続」、
         「家族の被扶養者として健康保険に加入」のいずれかを選びます。

 

何のための手続き: 何らかの健康保険に加入するための手続きです。

 

年金

 

退職前に必要なこと: 「年金手帳」を受け取ります。

 

退職後必要なこと: 退職後、2週間以内に、市区町村の窓口へ行きます。

 

何のための手続き: 国民年金保険の種別変更のための手続きです。

 

所得税

 

退職前に必要なこと: 「源泉徴収票」を受け取ります。

 

退職後必要なこと: 転職が、年をまたぐ場合は、自分で確定申告をします。
         退職した12月までに転職した場合は、転職先の総務、人事担当者に源泉徴収票を提出します。

 

何のための手続き: 所得税を支払うための手続きです。

 

住民税

 

退職前に、住民税の納付方法について確認します。

 

1〜5月にやめた場合は、前々年の所得に課された未納分が、
最後の給与から一括徴収されます(天引き)。

 

6〜12月にやめた場合、「退職時に一括天引き」、「個人で分割納付」
のいずれかを選ぶことが出来ます。